「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」世界遺産登録記念 レゴリオ聖歌とオラショによる祈り

コンサート

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公演内容

西洋音楽の発祥といわれる「グレゴリオ聖歌」は、無伴奏、単旋律で歌われるカトリック教会の聖歌です。

この聖歌から西洋音楽はさまざまな形で発展しました。 一方、日本では、16世紀半ばにキリスト教が伝来・繁栄し、セミナリヨ(小神学校)で西洋音楽が学ばれ、教会でこの聖歌が歌われました。

しかし、豊臣秀吉、徳川家康による禁教令により、キリシタンは潜伏を余儀なくされ、密かに聖歌や祈りを口伝えしていく中で、 いつしかメロディーは失われ、「オラショ」という祈りの言葉になっていったのです。 オラショの起源は、グレゴリオ聖歌だったのです。

潜伏キリシタン7代目帳方の村上氏と、イエズス会宣教師 故 ルチアノ・ベルタニョリオ氏に師事した松本佳代子が祈りの世界を演出。

(かつて、隠れキリシタンの指導者が鎮魂のため、独特の祈りの言葉「オラショ」をキリスト教の聖歌に合わせて捧げた。)
(写真は、長崎原爆落下中心地公園)



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会場

長崎原爆落下中心地公園

日時

2018年8月8日 18:30~18:55

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